スマホが故障して修理を依頼する場合、まず頭に浮かぶのが正規の代理店ではないでしょうか。正規店とは、スマホを新規に購入する時や機種変更する時に利用する店舗のことです。大手キャリア3社の店舗であれば、修理を受け付けてもらえますし、代替のスマホも準備してもらえます。さらに契約内容によっては無償で修理してもらえますし、本体ごと取り換えるという選択肢があるのもメリットです。
これに対して非正規店とは街のスマホ修理店のことで、こちらにも選択のメリットがあります。正規店では、なかなか来店予約が取れない場合もありますが、非正規店なら予約不要です。正規店では受け付け後にスマホを修理部門に送るので時間がかかりますが、非正規店ではすぐに修理に取り掛かれるので、修理の時間が短くてすみます。また非正規店では修理をする際にスマホをリセット(初期化)せずに必要な部分の修理だけを行うので、データが消えることがありません。
スマホにはアイフォンとアンドロイドがありますが、非正規店の中でも対応の範囲は異なります。インターネットで「スマホ修理アンドロイド」などで検索し、さらに自分が使用している機種も打ち込んでみて、自分の使用しているスマホを修理してもらえる修理店を探します。見つけた修理店のホームページで故障の症状別の料金を確かめて、実際に修理してもらう際に見積もりを出してもらうと、トラブルを避けることができます。
修理の際に代替機種を準備してもらえるかどうかも、重要なポイントになります。対応している修理店もあるので、事前にインターネットで確認しておきます。「非正規」というと法律に違反しているイメージを持つかもしれませんが、純正でない部品を使用する程度の違いである修理店もあります。総務省のホームページでは、登録されている修理店を公表していますので、その店舗に修理を依頼するのは適法といえます。